寒い毎日が続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？お陰様で、当院は無事に3回目のお正月を迎えることができました。 皆様のご厚情に心から感謝いたします。今年も、また、気持ちを新たに、より一層心が癒されるクリニックを目指してスタッフ一同頑張っていこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

あこアロマガーデンクリニック　院長　庭瀬亜香

(映画『鎌倉物語』を見た後に)

昨年2017年12月2日に、東京大学教養学部の法と社会と人権ゼミ(川人・山下ゼミ)総会にて、当院院長が講義をいたしました。
院長の東大時代の恩師である川人博先生は、日本を代表する過労死の弁護士で、昨年の電通やNHKの過労死も担当しています。

実際の臨床の中で見てきた、女性と医療の実態を伝えてほしい、とゼミ生から要望があったため、ゼミでは、現代の女性の抱える心の問題や医療の実態について説明し、 更に、どうしたら女性も男性もより心身ともに健康で幸せな社会になっていくか、などについて、学生やゼミ卒業生と質疑応答も交えてお話ししてきました。

（川人博先生と院長）

女子学生から、将来ずっと仕事はしたいけど、子育てが大丈夫か不安など、率直な思いを聞かされ、女性が働くことが当たり前になった今でも、 やはりまだまだ社会環境の整備や周囲のサポートが必要なことを改めて感じました。

久しぶりに学生と話すことで、日々の診療を振り返ることができ、これからのよりよい診療に役立てていきたいと思っています。

寒くて乾燥する季節になり、喉に不調を抱えている方も多いかと思います。
今月のおすすめアロマは【ティートリー】です。
ティートリーには、心身を強壮する作用があり、免疫力を高めてくれます。
風邪、インフルエンザが流行するこの時期にはぴったりな精油です。

抗菌、抗ウイルス作用があるので、ディフューザーなどを活用して、ウイルスに負けない環境作りに役立ててください。

ストレスが溜まった時、食欲不振や胃部不快感など消化器症状に現れる方が多くいます。

そんな方によく処方されるのが、この六君子湯（りっくんしとう）です。食欲がなく、胃腸が弱くて疲れやすい方に効くといわれています。 うつの方で嘔気や胃部不快感や膨満感がある方は、通常のお薬と併用することで、より効果的な改善が望まれます。

消化器系で最もよく処方される漢方ではありますが、漢方は合う合わないがありますので、ご興味のある方は主治医にご相談ください。

今回のお薦めは、東大の救急医学分野教授、そして東大病院の救急部・集中治療室部長だった医師の矢作直樹氏の『自分を休ませる練習』です。

長年医師として救急の現場で生死のはざまを見つめてきた実際の臨床体験をもとに、優しく温かい目線で、どうしたらより充実した心身ともに健康な人生が送れるか、をわかりやすく語っています。
日常生活に気軽に取り入れやすく、且つ、とても深いアドバイスが沢山詰まっています。ちょっと疲れてるな、と感じている方は、クリニックの本棚に置いてありますのでぜひ読んでみてください。

先日のセミナーでは、沢山の方々にお越しいただき、ありがとうございました。参加者の皆様が前向きに元気に過ごせる日が増えることを願っています。
参加者の方々からご感想を頂きましたので、いくつかご紹介いたします。

＜＜セミナー参加者のご感想＞＞
・説明がとてもスムーズで分かりやすかった
・先生が一生懸命、知識を伝えようとする姿勢が良かった。
・先生の歌声に癒されました、心に響きました。
・普段の診察では遠慮して聞けない話も聞けて、今後に役立てていきたいと思いました。

福岡にしては珍しく雪が降る日も多く寒い毎日が続いてますね。インフルエンザも今年は大流行しているようですので、どうぞ心身ともに無理せずお過ごしください。　　 （By N)